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早起きを習慣にする方法

習慣化に必要な日数は平均66日。ロンドン大学の2010年の研究が示した数字です。早起きが三日坊主で終わる本当の理由と、連続記録を使って続ける方法。

連続記録のカレンダーに印をつけるRislyのサン・ニンジャ

早起きが習慣になるまでに必要な日数は、平均66日です。ロンドン大学のPhillippa Lallyらが2010年に『European Journal of Social Psychology』で発表した研究の数字で、96人を追跡した結果、行動が自動化するまでの日数の中央値は66日、個人差は18日から254日まで開いていました。

「21日で習慣になる」という有名な説には、この規模の裏づけがありません。そして、あなたが3日でやめてしまう理由も、まさにここにあります。 21日で終わるはずのものが終わらないと、人は自分を責めて、やめる。

三日坊主は、意志ではなく設計の問題です

Lallyらの研究でもうひとつ重要なのは、1日サボっても習慣化のプロセスに大きな影響はなかったという点です。1日休んだからといって振り出しに戻るわけではない。ところが人間は、1日休むと「もう失敗した」と判断してやめてしまう。

だから早起きを続けたいなら、「完璧に続ける」ではなく「戻ってこられる」設計にしてください。 記録を見える形にして、途切れても翌日また積み直せるようにする。

三日坊主になる理由実際に効く対策
目標が急すぎる(いきなり2時間早く)15分ずつ前倒しする。 1週間ごとに15分
21日で習慣になると思っている66日かかると知っておく(Lallyら, 2010)
1日サボると全部やめる1日の欠落は問題ないと知る。翌日戻る
起きたあとにやることがない朝いちばんの用事を決めておく(コーヒー、散歩、5分の勉強)
寝る時刻を変えていない起床時刻だけ早めても寝不足になるだけ。就寝も同時に前倒しする
記録が残らない連続記録を数える。捨てるのが惜しくなる

連続記録が効く理由

人は、獲得した利益より、失う損失のほうを大きく感じます。9日続いた記録を10日目に捨てるのは、0日目に1日積むよりずっと難しい。 これは意志の話ではなく、心理の構造の話です。

Rislyは連続記録を数えて、7段階のサン・ニンジャの位を解放します。子どもだましに聞こえるのは分かっています。それでも、9日目の朝にベッドの中で「今日は捨ててもいいか」と考えたとき、この数字は実際に効きます。

66日を、週ごとに割る

「明日から1時間早く起きる」は、ほぼ確実に失敗します。体内時計はそんな速度で動きません。15分ずつ、1週間かけて前にずらしてください。 1時間の前倒しに1か月かかる計算ですが、1か月後にまだ続いている確率が段違いです。

  1. 第1〜2週:就寝を15分早める。 起床はまだ変えない。眠くなる時刻をずらすのが先です。
  2. 第3〜4週:起床を15分早める。 ここで初めて目覚ましを動かします。
  3. 第5〜8週:さらに15分ずつ、就寝→起床の順で。 目標の時刻に届いたら、あとは維持だけ。
  4. 第9週以降:休日も同じ時刻に起きる。 ここを崩すと、月曜の朝に全部戻ります。

そして最初の日に決めておくこと。早起きして何をするのか。 起きたあとに用事がないと、人はベッドに戻ります。コーヒーを淹れる、15分歩く、5分だけ本を開く。何でもいいのですが、具体的でなければなりません。 「朝活する」は用事ではありません。

起床時刻だけを早めても失敗します

一番よくある失敗はこれです。6時起きを5時起きに変えて、就寝時刻はそのまま。それはただの睡眠不足です。 3日で崩壊します。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、成人に6時間以上の睡眠を目安として示しています。起床を1時間早めるなら、就寝も1時間早める。それができないスケジュールなら、そもそも早起きすべきではありません。

そして、体質の話もあります。夜型の人が朝型に完全に変わることはできません。ずらせるのはせいぜい1〜2時間です。自分がどちらかは朝型・夜型のセルフチェックで確認できます。

「朝活」という言葉が、あなたを潰しています

早起きに失敗する人の多くは、早起きに失敗していません。早起きしてやろうとしていた壮大な計画に失敗して、そのついでに早起きをやめています。 5時に起きて2時間勉強して英語を聞いてジョギングして、を初日に組んだ人は、3日目に全部やめます。

習慣にしたいのは早起きです。早起きだけです。起きたあとの時間に何を積むかは、66日たってから考えてください。最初の2か月は、起きた時点で成功にしてください。

そしてもうひとつ。早起きを他人に宣言しない。 宣言すると、失敗が恥になり、恥をかいた人はその話題ごと避けます。静かに数字だけ積んでください。

道具の役割

66日を意志だけで乗り切れる人は、そもそもこの記事を読んでいません。必要なのは、あなたが弱っている朝に代わりに立ってくれる仕掛けです。Rislyにはミッションしかなく、スヌーズボタンはどこにも存在しません。iOS 26のAlarmKitで作られているので、マナーモードでも集中モードでも、アプリを強制終了していても鳴ります。

向かない人も書いておきます。 iOS 26以降が必要で、Android版はありません。穏やかに起きたい人には光目覚まし時計かSleep Cycleのほうが向いています。うちのアプリは容赦がない設計です。

早起きは何日続ければ習慣になりますか?

平均66日です。ロンドン大学のLallyらが2010年に発表した研究では、行動が自動化するまでの日数の中央値が66日で、個人差は18日から254日ありました。21日説には十分な裏づけがありません。

早起きが三日坊主で終わるのはなぜ?

目標の設定が急すぎることと、1日サボった時点で「失敗した」と判断してやめてしまうことが主な原因です。研究上は、1日の欠落は習慣化のプロセスに大きな影響を与えません。翌日戻れば十分です。

起きる時間だけ早くしてもいいですか?

よくありません。就寝時刻を変えずに起床時刻だけ早めると、単なる睡眠不足になり、数日で崩れます。起床を1時間早めるなら、就寝も1時間早めてください。

夜型でも朝型になれますか?

完全には変われません。体内時計をずらせる幅はおおむね1〜2時間です。ただし、その1〜2時間で十分に生活が変わる人は多いです。

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